究極のモジュレーションマルチエフェクターstrymonのmobius


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最近のギタリストのエフェクトボードの中には必ず一台入っていると言っても過言ではないStrymonのMobiusですが、やはり多くの人が認めるだけあって、音のクオリティーが素晴らしいです。
これまでアナログのモデリングと言えばLine6というイメージでしたが、Strymonによって覆された感があります。
実際このメーカー自体がLine6やalesisなどのエンジニアが結集してできています。

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今月末にエレクトロニカ系の+MUSレーベルから僕の7曲入りの新作がリリースされますが
strymonが大活躍してます。
僕の作品はこの手のレーベルから出るもとのしては珍しく?シンセを殆ど利用していなくて、ギターやフィールドレコーディングの音をMax/MSPで徹底的に加工したオーディオコラージュと、現代音楽の先端の作曲技法の開拓を追究したような内容です。

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StrymonのMobiusは12台のモジュレーション・マシンを搭載(CHORUS、FLANGER、ROTARY、VIBE、PHASER、FILTER、FORMANT、VINTAGE TREMOLO、PATTERN TOREMOLO、AUTOSWELL、DESTROYER、QUADRATURE)しており電子回路のトランジスタやコンデンサなどの部品の特性を物理レベルからモデリングをしているため、その一つ一つのクオリティーはとても高いです。
特に僕が良く使うのはBossのVB-2をシミュレートしたと思われるChorusのVibratoモードとVintage Tremoloの3つのモード(ハーモニック、パワー管、フォトセル)、レスリースピーカーをモデリングしたRotary、FM変調が搭載されているQUADRATURE、UnivibeをモデリングしたVIBEです。
特にFMが搭載されてるコンパクトエフェクターはalesisのbitrmanくらいしか無さそうで、MIDIプリセット保存できる機種は貴重です。

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Strymonの良さはいろいろあると思いますが、エフェクター業界では珍しいハイレゾ処理(I/Oは24bit/96KHz)も一員だと思われます。
ハイレゾというと高周波の特性ばかり歌われますが、波形の解像度があがるということなので、モデリングなどはよりアナログに忠実な特性を持たせやすくなります。
当然、ハイレゾということは高周波だけでなく低周波にも影響はあります。

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Strymon Mobiusは最大200個のプリセットを本体に記憶させることができます。プリセットはMIDI対応なので様々なラックマウントエフェクターやスイッチングシステムと同期させることができます。プリセットは名前を付け、本体の画面に表示させることができる点も管理をしやすくしてます。エクスプレッションペダルにも対応しています。

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ステレオ入出力を応用したPre/Postモードという独特のモードがあり、センドリターンのように配線しておけばMobiusを歪みエフェクターの手前と後ろどちらにルーティングするかを、配線の差替えなしにプリセットで切り替えることができます。

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トゥルー・バイパス (電子リレースイッチング)とバッファードバイパス(高音質アナログバッファード)はプリセット毎に設定&プリセット可能なので、ファズ等のバッファー後の接続が非推奨のエフェクターも自由に配線可能です。

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Strymonは単体のコンパクトも色々出してますが、MIDI機能搭載でプリセット保存できるMobiusやリバーブのBig Sky、ディレイのTime Lineのほうが断然使いやすいです。
とにかく出せる音色のバリエーションが多いため、あれこれプリセットを保存したくなるエフェクターです。

以下は公式サイトからの説明の引用です。
http://allaccess.co.jp/strymon/mobius/mobius.html

12台のMODマシーンを搭載。
:CHORUS - コーラス –

5種類の異なるコーラスを搭載しました。

dBucket、Multi、Vibratoの各モードは、おなじみのクラシックBBDスタイルのコーラスを、dBucket 可変クロック・テクノロジーで完璧に再現しています。dBucketモードは単一のLFOでモジュレートするのに対し、Multiモードは複数のLFOでモジュレートしてリッチなサウンドのコーラスを生み出します。

VibratoモードはBBDによるピッチのモジュレーションを再現しました。DetuneとDigital両モードは、80年代のラック機器に代表されるクリーンなデジタル・コーラスです。Detuneモードは、透明感溢れるデジタル・コーラスのアルゴリズムを用いて音に厚みを加えます。

FLANGER - フランジャー –

各アルゴリズムはdBucketテクノロジーを用いて、ロック史を飾ったヴィンテージMXRやA/DAのフランジングを克明に描き出します。「SILVER」「GREY」「BLACK」と呼ばれるコンパクト・タイプの名機や、プラス/マイナスが選択できるテープ・フランジャーを再現した「ZERO」モードを搭載しています。

MXRやA/DAの代表的な2種類のフランジング に加えて、strymon独自の「+/-」フィードバックは両位相が入り乱れる立体的なモジュレート空間を生み出します。また、周波数間のウネりの速度 を操る「LFOスイッチ」によって、log・lin・thru 0(信号のキャンセレーションが起こるドラマチックなフランジング)など、1台で3パターンのLFOを搭載しています。

strymonの空間系エフェクターには、スタジオ機器レベルの性能を引き出すSHARC DSP「ADSP-21375」が搭載されています。BBD回路の理論回路をDSPで再現した新技術 “dBucketアルゴリズム”によって、今までのアナログ・エフェクター では到達できなかったサウンドクオリティーと低ノイズを実現しました。

ROTARY - ロータリー・スピーカー –

0年代からオルガンやギターで使用されたロータリースピーカーのサウンドを完璧に再現しました。実物と同様に、回転速度も二段階(速い/遅い)に切り替えられる他、様々なコントロールで周波数特性や機能を細かく調節できます。

Strymonのロータリー・アルゴリズム

唯一無二のサウンドを再現するためのアルゴリズムを作成する際、機械の構造や動作、説明のような複雑な音が生み出される過程を念入りに分析しました。

高域用ホーンは複雑かつ周期的な揺れを作り出し、低域用ドラムは呼吸音のような信号のパルスを作り出します。ブレーキの機能を搭載した2段階スピード切り替え式モーターが、ホーンとドラムの動作をコントロールします。本機では回転速度の切り替え時に、実物と同様に動作の軽いホーンに対するドラムの反応の遅れまでも忠実に再現しました。2段階の各回転のスピードは、Fast Rotor SpeedとSlow Rotor Speedのコントロールを使用してそれぞれ調節することが可能です。

Mic Distanceのコントロールを使用してマイクとキャビネットの距離を幅広く調節することができ、激しく渦巻くサウンドから穏やかにうねるサウンドまで様々なサウンドを作る事ができます。Preamp Driveのコントロールはシステムをオーバードライブさせ、音にハーモニクスを加えることができます。また、Horn Levelのコントロールを使用してアンプの音声と音量が一致するようホーンのレベルを単体で調整することもできます。これら全ての機能を、巨大なキャビネットに絨毯で覆う必要もなく、マイキングやメンテナンスを気にせずに楽しむ事ができるようになりました。

VIBE - ヴァイブ –

VIBEは、60年代後期に最初のモジュレーション・エフェクトとして開発されました。このモードは、そのVIBE回路を再現しています。波形や低域のレスポンス、ヘッドルームなどの細かい設定が可能で、理想の音作りが可能です。

PHASER - フェイザー –

キャラクターの異なる数々のフェイザー・エフェクトが設定できます。歯切れの良い2、4、6ステップから、流れるような8、12、16ステップのフェイザーまで選択することができる他、ユニークなBARER POLE(理髪店の回転ポール)モードも搭載しています。

FILTER - フィルター –

3種のフィルターと、8種のLFO波形、そして多種のレゾナンス(共振)を備えたLFO連動型のフィルターエフェクトです。スムーズなスィープやファンキーなワウ、未来的なビープ音まで作ることができます。

FORMANT - フォルマント –

人の声を真似た特殊なフィルターです。
LFO波形と母音の組み合わせにより、まるで喋っているかのようなサウンドを作り出します。

VINTAGE TREM - ビンテージ・トレモロ –

ビンテージ・アンプに搭載されていたスムーズでパルス的、催眠効果を誘う3種類のトレモロ回路が搭載されています。
トレモロが開発された60年代のビンテージ・トレモロ3種類を再現しました。重い感じのトレモロ効果のHARMモード、ムーディーで情熱的なTUBEモード、スパイ映画のサーフミュージックのようなサウンドのPHOTOモードが搭載されています。

61 harm:ハーモニック・トレモロ
ハーモニック・トレモロは、1960年代序盤のチューブアンプにしか搭載されなかった希少な種類です。低域と高域が交互に強調される2バンドのフィルターエフェクトが特徴的でした。その結果、交互に強調される周波数による滑らかなフェイザーのような、緩やかなパルスのトレモロ効果を生み出します。

’63 tube:パワーチューブ・トレモロ
パワーチューブ・トレモロは、LFO信号がプッシュプル出力ステージのバイアスに直接干渉します。LFOをバイアスに接続するとパワーチューブへのバイアス電流が上下し、ゲインが上下します。これが交互に起こることにより、トレモロの効果を生み出します。
トレモロのボリュームがゼロに近づき、真空管の動作が止まる瞬間に発生するクロスオーバー・ディストーションが発生します。その反対に最大ボリュームに近づくと、ハーモニック・ディストーションが発生します。また、最大出力時の電源の落ち込みもパワーチューブのバイアス・ポイントに影響します。これら全ての要素が全て絡み合い、トレモロの「汚れた」サウンドを作り出します。

’65 photo:フォトセル・トレモロ
フォトセル・トレモロは、60年代中期のアメリカ製アンプに搭載されていたフォトセル・トレモロを忠実に再現しました。フォトセル・トレモロはLDR(光依存性抵抗)を使用して、入力信号のレベルをコントロールします。LDRはLFOに接続された豆電球とセットで使われます。LFOが発振すると豆電球の光度が変わり、LDRの抵抗値を変化させます。この抵抗とインピーダンスの変化が信号のレベルに影響を与え、両レベル間を矩形波のように激しく変化させる、「ハード」なトレモロ・サウンドを生み出します。

PATTERN TREM - パターン・トレモロ –

ユーザー設定のリズムパターンをトレモロ・エフェクトと共に再生します。8ビートベースで、普通とは異なるトレモロのビートパターンを作り出すことができます。サイン波、矩形波、パルス波など豊富な波形パターンが選択可能です。また、TAPスイッチをパターン開始のトリガーとしても使用できます。

AUTOSWELL - オートスウェル –

入力信号に反応するオート・ボリュームです(バイオリン奏法)。
ボリュームの上昇時間やカーブが設定でき、LFOも加える事が出来ます。Depthコントロールは、上昇するサウンドにコーラス/ビブラートを加えます。

DESTROYER - デストロイヤー –

ビット数の低下、サンプルレートの低下、Lo-Fiフィルターによる複雑な処理でオーディオ信号を激しく加工します。古いレコードのサウンドから懐かしいゲーム音楽など、様々なサウンドを作り出すことができます。

QUADRATURE - クアドラチャー –

Quadrature LFOを搭載した周波数シフターの発展型です。

AM(amplitude modulation)、FM(frequency modulation)、周波数シフター(SSB変調)のモードと、様々な波形パターンの組み合わせで、柔軟性の高い音作りが可能です。

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